パソコンを楽しく使って老化防止に!

パソコンを楽しく使って老化防止に!

パソコンにチャレンジを始めて15年が経ちました。
もともと機械音痴を自認していた私は、パソコンなどは全く無縁の世界でした。
49歳の時、新しい世界へ飛び出した私は、何か新しいことにチャレンジしようと決意し、初めてパソコンを購入しました。しかし、購入したもののパソコンに触ることも出来ず1年が過ぎてしまいました。

当時、ビワ温灸の勉強を始めた頃で、新たに会社を立ち上げる機会を利用し、パソコンを活かすための勉強を開始することにしました。
恐る恐るパソコンに触れ、添付されている説明書を読んでみても意味が解らない日が続きました。近くのパソコン専門の店に通い、使い方の情報を得る努力をしたのが昨日のようです。

説明書を読んでも専門の用語が書かれていて先に進めません。そこで説明書を読むために、パソコン用語辞典を購入しました。こうして私のパソコンとの闘いが始まりました。

独学で自由気ままにパソコンと格闘しながら15年が経った現在、パソコンを生活の一部として楽しみながら老化防止にも役立てています。

これまで自己流ながら覚えてきたことを、少しずつ日記として綴ってみようと思います。
利用可能なものがあれば、このブログで公開していこうと考えていますので、どうぞご自由にご利用下さい。

「栄養表現のカラクリ」から見えるもの

「栄養表現のカラクリ」から見えるもの

先日、十数年来の友人が我が家を訪れ、久し振りに楽しい話に花が咲いた。
その友人は長年糖尿病を患っており、インスリン注射を持参で一泊することになった。。
翌朝のこと、「毎日飲んでいるものがあるから、朝食はいらない。」と言う。
バッグから取り出したものは、良く見かける紙パックに入った『1日分の野菜』で、栄養のバランスが良いので朝は必ず1パックを飲んでいて、健康に十分気を付けているとのこと。

平成19年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病の可能性を疑われる人を含めると推定2200万人以上もいるといわれていて、生活習慣病の「代表格」だ。生活習慣病は日々の生活改善が必須なのだが、十分な知識を得て取り組んでいるとは言えない。

さて、昨日の西日本新聞の健康コラム「素朴な疑問」に『1日分の野菜』が取り上げられていたので紹介したい。「素朴な疑問 食品の裏側から」西日本新聞 2015.1.21

内容をみると、「搾るときに繊維質は除かれ、輸送コストのため加熱濃縮される工程でビタミン、ミネラルなども減少。あとから減った成分を添加して栄養素の帳尻を合わせたとしても、素材からとった350㌘の野菜とは根本的に違います。」と記事にあるように、野菜30種類350g分の栄養がきっちり摂れるジュースだが、ジューサーを用いて自宅で作る生のジュースとは根本的に違うのだ。

友人に話を戻すが、十数年も前から糖尿病を患いながら、朝食は『1日分の野菜』を1パックだけで済ます食事のあり方は感心しない。しかも、体重がかなりオーバーしているのが一目でわかり(お腹は太鼓腹)、運動はほとんど行っていない。

長年の通院治療にもかかわらず、私たちの目から見るとインスリンを打ちながらの生活は本当に大変なことなのに、本人はその大変さを自覚していないのだ。現状の医療のあり方に大きな疑問を抱いた。

しかし、市販されている清涼飲料の中には糖分を多く含むものも数多く存在する。そのような飲み物を何も考えず飲んでいる人が多いことも事実だ。また、野菜嫌いで全く野菜を摂らないよりは、野菜ジュースは良いのだろうが、これだけで健康体質が作られるかといえば嘘になる。

私の10年日記

今年から老化防止の対策として「10年日記」に挑戦中です。

 

 ちなみに「私の10年日記」は手作りのA4サイズです。視力が良くないので、大き目サイズの日記帳を探していたのですが、B5サイズまでしかなく、自分専用のオリジナル版を作る事にしました。

A4のリングファイルと穴あけ用のゲージパンチが必要になりますが、オリジナルの日記帳は満足です!

「私も作りたい!」 PDFファイルを用意しました。どうぞご利用ください。

【印刷用PDFファイル】

「私の10年日記」の作り方-準備するもの

1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月

8月  9月  10月  11月  12月

表紙-1  表紙-2

私の健康作り

「肩こりに良く効く体操」が漫画家の描いたイラストで紹介されていた。
 日頃から肩こりで悩んでいる人はかなり多いと思うが、簡単な運動で肩こりは軽減できる。

さて、「肩こり」といえば、漢方の葛根湯を思い出す方も多い。葛(くず)の根を主成分として作られた漢方薬だが、うまく適応さえすればよく効く。しかし、薬を服用せずとも日頃から簡単な体操やウォーキングなどの軽度の運動を行っていれば、肩こりとは無縁になる。

寒い日が続くこの時期は、どうしても運動不足になりがちなので、積極的に運動する心構えがが大切だ。寒いとつい億劫になり家にこもりがちだが、寒い時こそ気持ちを切り替えて外へ出よう!もちろん、防寒は着脱し易いものを準備すると好都合だ。

今年は、ウォーキングを一日あたり90分(約1万歩)の目標をかかげて実行し、筋肉貯金を増やしたい。昨年も筋肉貯金のことを書いたが、今年も多くの方に「筋肉貯金」を勧めたい。

老後に備え”貯筋”を (大分合同新聞)

 ちなみに、通常のウォーキング・コースだが、効率的な運動を行えるよう勾配のあるコースを歩くようにしている。片道、約3.3kmのコースなので、往復6.6kmを約75分かけて歩いている。

正月早々に起こった食中毒

1月3日深夜、腹部の膨満感で目を醒ます。軽い吐き気があるが、嘔吐するまではいかない。
腹痛もなくトイレに駆け込む状況ではなかったので再び眠る。

起床後、吐き気がやや強くなり食欲は殆ど沸かない。身体がだるいので、炬燵に潜り込み横になる。2~3時間経っただろうか、突然吐き気が強くなりトイレに駆け込み嘔吐し、虚脱感とともにダウンしてベッドに。体温を測ると37℃あり微熱。夕方まで眠るが身体の虚脱感は取れていない。

我が家の主な暖房用の灯油が無くなった。この時期に灯油がないでは話にならないので、額に汗をかき身体がふらつく中出掛ける。帰宅後、ベッドへ直行。

熱を測ると37℃あり、体内の免疫力は正常に働いているようだ。

しかし、発熱したからと特に驚くことは無い。発熱すればすぐ解熱薬を服用したり、下痢をすればすぐに下痢止めに頼りがちだが、身体の免疫の仕組みを知っていれば何も大騒ぎすることはないのだ。

発熱の仕組みは、身体に細菌やウィルスが感染すると、身体を守るための防衛反応として免疫が働き、細菌やウィルスを追い出そうと熱を発生させるのだ。

下痢や嘔吐も発熱と同じで、体内に入ってきた異物として捉えたものは免疫が働き、体外へ排泄しようと防衛本能が働くのだ。

この様な時は出来るだけ安静に限る。胃腸への負担を避けるために食事を抜き、脱水症状を起こさないために水分補給を怠らないことだ。軽度の食中毒ならこれで十分だ。

水分補給の際に、いつも冷蔵庫に保存してある梅肉エキスを少量溶かし飲んだ。

※ 余談だが、梅肉エキスは古くから身体に良いことで知られ、梅の季節には梅酒とともに自宅で作る人が多いようだ。

さて、今回の食中毒だが、季節がら最初は「ノロウィルス」も疑ったが、潜伏期間が12~72時間で、その頃に食べたカキなどの貝類を疑わなければならないのだが、食した記憶はない。

しかし、食中毒を起こす可能性のある細菌は10種類以上あるのだ。
※厚生労働省

食中毒予防には、家庭内では気を付けないといけないことが数多くあり、どこかで細菌の汚染があったと考えられる。さらに、身体が疲れていたことで免疫力が低下していて、感染しやすい状況にあったことだ。

いずれにせよ、正月早々に食中毒を起こしてしまった現実は素直に認め、過信をせず今後は予防に努めたい。

予防には、食中毒の3原則と食中毒を防ぐ6つのポイントを参考に!

自己判断に頼らず医師の診断を躊躇わずに受けることも必要だ。

生命力を感じた瞬間

人は生まれながらにして「生きようとする力」を授かり生きていますが、往々にして「自分自身の力で生きている」と思っている人が少なくありません。しかし、日々の食事(肉や野菜や海藻・キノコなど)から多くの命を頂きながら生きているという事実を知らねばなりません。

よって、動物や植物などの多くの命を頂くことによって「生かされている」ということに感謝するすることが大切です。

若い時は元気もあり老化や病気など自身とは無縁だと思いがちですが、年々老いるごとに体力や記憶力の低下が個人差こそあれ誰にでも起きてきます。

健康に関心の高い人は40~50代頃から健康管理に努めはじめますから、この年代を境に体力差や病気の罹患率にも格差が生じてきます。

さらに、生命力にも差が当然起こってきます。
生命力は、自分の意思力だけではどうにもならないのです。

どんなに長く生きたいと強く願っても、日々の健康管理がなされていなければ、その願いは達成されはしないでしょう。

日本は世界で一番の長寿国になっていますが、その背景には医療の進化や充実が大きく関わっています。

しかし、食生活の改善を含めた日常の生活改善での健康管理が欠かせないことは言うまでもありません。

話は変わりますが、現在私の母は94歳で入院生活を送っています。
認知症の症状が7~8年前から徐々に進行し、3~4年前からは会話も殆ど出来なくなりました。さらに、食事を経口から摂れなくなってから1年4ヶ月あまり、IVHによる栄養補給に頼りながら生かされています。

IVH(中心静脈栄養法)は、ポート(点滴注入口)を首や胸の皮下に埋め込んで栄養(高カロリー輸液)をカテーテル(管)で入れます。食事の経口摂取が困難な患者に行われるもので、感染のリスクはありますが、感染がなく良好な状態ならば良い栄養状態を維持出来るのです。

一人暮らしで気ままな生活に慣れ、運動も全くしない生活が当たり前の日常で、偏った食生活が長年続いており、高脂血症や糖尿病も進行していました。

施設へ入所してからは栄養状態が徐々に改善され、さらに入院してからはIVHからの栄養でだけで血液の状態は比較的安定してきました。

主治医からは、IVHだけでも現状の維持が十分可能で、感染症さえ注意すれば「100歳まで生きる」と口癖だったも夢も可能性が出てきました。

大晦日、「私がわかりますか?」の声掛に、母が「わ・か・る」とはっきりした声で応じてくれました。いつも病室では耳元で「わかりますか?」と何度も声をかけてきたものの、これまでは全く反応が見られなかったので、一瞬信じられませんでした。

本人の生きたいという執着と強い意思を見せられたようで、生命力の凄さをあらためて感じた瞬間でした。

「生命力」は生きるための前向きに働く力で、言い換えれば自然治癒力の旺盛な状態であるとも言えます。

しかし、私たちの周囲には多くのマイナスに働く要因が溢れています。

食品添加物や大気汚染、暴飲暴食や過剰なストレスなどのほか、喫煙や薬剤による影響も要因の一つとして挙げられます。

いくら健康に良いことをしていても、マイナスに働く要因を無視しては「生命力」は元気に働いてはくれないのです。

日頃からの心がけとして、こつこつ毎日積み上げる良い習慣こそ大切ではないでしょうか。