高額新薬は是か非か

2016年7月23日付けの西日本新聞に「高額新薬と健康目的税」のコラム記事が掲載された。先日もテレビで放映されていたが、今話題の医薬品である。

新しいタイプのがん治療薬「オブシーボ」(一般名ニボルマブ)-小野薬品工業-は2014年7月皮膚がんの一種であるメラノーマの治療薬として承認された。

この治療薬は、従来の抗がん剤と比べ①がんの種類を問わない。②副作用が少ない。③末期でも効き始めたらずっと効き、再投与もできる。という画期的ながんの治療薬として期待されている。

多くの患者からみれば期待の新薬なのだが、公費の負担が大きいことで医療費の増加につながり、国民皆保険制度そのものが根底から崩れるのではとの懸念もある。

このことを皆さんはどのように判断しますか?