「ビワ種の甘露煮」の美味しい作り方

「ビワ種の甘露煮」の美味しい作り方

ビワ種を食する?ことは多くの方に知られていません。

「ビワ種って食べられるのですか?」とまず驚かれる方がほとんどだと思います。

一般に種を食べるという習慣がないので仕方がありませんが、種などは捨てるものだと大方の人達が思っているのではないでしょうか。

ほぼ毎日、冷凍保存した甘露煮を電子レンジで20秒ほど温め5~6粒を食べていますが、健康食として役立っています。

ビワは毎年6~7月にかけて実を付けますが、この時期にビワの種を生のまま冷凍保存し甘露煮や薬用酒などで保存利用しています。

 

また、「杏仁豆腐-あんにんどうふ」は多くの方々に知られていますが、この杏仁(キョウニン)が杏(あんず)の仁(種)です。

杏仁は漢方薬に用いられる生薬原料の一つで、バラ科アンズの種子を乾燥させたもの。鎮咳(ちんがい)、去痰(きょたん)の作用があり、気管支炎、喘息(ぜんそく)などに用いる。感冒、肺炎、気管支喘息に効く麻黄湯(まおうとう)、気管支炎、小児喘息に効く麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、気管支炎、気管支喘息に効く苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)などに含まれる。また、あんず酒は疲労回復に効く。

梅や枇杷などは杏と同じバラ科の仲間で、種の成分として青酸配糖体アミグダリンを含むので、種を生のままで食べるのは良くありませんが、薬用酒や甘露煮などはおすすめです。