こんな医師の説明っていいの?
つい最近、知人から聞いた話です。母親が、足の親指を深爪し化膿してしまい、医者にかかり薬を飲んでいたところ、吐き気がして食欲が無くなってしまった。担当の医師に聞いてみると、「背中が曲がっているため」との説明があり、「とりあえず薬を休みましょう」と言われたようだ。母親は「抗生物質を飲んでから具合が悪くなった」と言っていて、薬の副作用ではないのか? と話してくれた。
抗生物質の服用で起こりやすい一般的な副作用としては、胃の不調や下痢があげられるが、担当の医師はなぜ「背中が曲がっているため」と説明したのだろうか。
確かに背中が異常に湾曲していれば胃を圧迫してしまい、胃の不調を起こすことが考えられる。しかし、背中の湾曲が原因だとすれば、薬の服用にかかわらず普段から胃の不調を訴えていると思われる。
知人の母は以前にも、風邪がなかなか治らず症状が改善されないので薬が合わないのでは?と、同じ医師に訴えたことがあり、この時医師からは「これで良いので黙って続けるように」と怒られたことがあった。もう少し患者の立場に立った説明が出来ないのか。このような説明では医師への不信感が募ってしまう。