実に多くの人が、自分が服用している薬の内容を充分に把握しないまま服用していることに驚きます。
ひと昔前と違い、現在は情報公開が進み簡単に詳しい内容の情報を知ることが出来るようになりました。
私が薬局を開設していた頃は、現在の様に医薬分業が進んでおらず、病院からもらう薬はただ黙って飲むのが普通でしたが、現在では医薬分業が浸透し殆どの人が調剤薬局で薬を頂くようになりました。
しかし、現在の調剤薬局でのシステムは患者にとってはたして十分なものでしょうか?
患者は様々な薬の副作用の不安と向き合いながら治療を続けています。
現在、調剤薬局では「おくすり手帳」を発行し二重投薬などの防止に努めてはいますが、処方箋を発行する医師側と調剤を担当する薬剤師側に意思の疎通がないのか疑問を感じることも多々あるのです。
病気の治療で薬を服用している時、その薬の内容を知りたいと思いませんか?一般には調剤薬局で簡単な情報をもらいますが、より詳しい薬の情報は、その薬に添付されている文書を読むのが良いので紹介します。
ドラッグストアなどで購入する医薬品にも必ず添付文書(説明書き)が同封されているので、大抵の人は知っていますが、病院や調剤薬局でもらう薬の添付文書は見たことがない人の方が多いはずです。
服用の際の注意点や副作用情報が書かれています。
添付文書は以下のサイトから!
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
ちなみに添付文書 とはWikipediaの記載です。
※2014年10月にも同じ内容の投稿をしています。