昨年11月20日、愛犬ビービーが旅立ちました。
ぽっかりと大きな穴が開いてしまった心の空洞は、未だ埋められずにいます。
偶然にも我が家に来た同じ日に別れがきてしまいました。17歳と1ヵ月半。
我が家に来て17年間一緒に暮らしてきたことになります。
仏壇の横の棚に現在も遺骨と写真が飾られていて、毎日「おはよう」「おやすみ」の声を掛けることが日課になってしまいました。
初対面の日は早朝からワクワクしながら久保田町まで行った記憶が今でもはっきり蘇ります。
金田邸の奥様に抱かれて姿を現した子犬は、ミニチュアダックスと猟犬の間に生まれたハーフ種。
帰路の車の中ではどこにいくのか不安げな声で鳴いたビービーでしたが、我が家に付いたら小さなウンチを3コ出しました。着いたその日は不安だったのか一晩中ビィービィー泣いて朝を迎えました。
翌朝、外に連れ出すと昨日と同じくらいのしっかりしたウンチを4つほど。
一晩中泣いていた子が、ビッグな男の子(big boy)に見えてききて、名前をBBと付けました。
数日は夜泣きを繰り返し、4日目ころからほとんど泣くこともなく寝るようになりました。
二週間を過ぎたころには、ごみ箱ごみを引っ張り出し、散らかし放題の大騒ぎ。勿論そのあとは大目玉をもらいしょんぼり。色々なことを毎日学習させながら我が家の子供になっていきました。
我が家にきて2ヵ月を過ぎるころには、急な階段の上り下りが出来るようになり、我が家中がビービーの居場所になっていました。
ビービーが我が家の一員になってからは、ビービーが中心の生活に変わりました。
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ビービーとの日常
ひと月に20日間を目標に続けていた早朝のウォーキング。ビービーとの一日がスタートします。
17年間ビービーとのウォーキングは楽しい朝の時間でした。四季折々の景色を楽しみながら約1時間半のウォーキングは私たち夫婦の運動を兼ねての日課になりました。
買い物に出かける時はビービーも必ず一緒に出掛けました。自動車の助手席はビービーの専用席で、年老いても連れて行ってもらえることはビービーにとっては嬉しく楽しい時間でした。