1期目は前任者の病気リタイアを受け途中からの民生委員としての活動が始まり、何とか無事に乗り切ることが出来たものの、昨年7月末には自分自身に突然の心肺停止というアクシデントが起きて迷惑を掛けることになった。 約2週間の入院に加え退院から3ヵ月はリハビリを行いながら徐々に体力と筋力の回復に努め、どうにか動けるようになった。
昨年12月からは民生委員の一斉改選の時期で、一時は一期のみで退任することも考えたが、民生委員の高齢化はわが地区も同じで止む無く二期目を引き受けることになった。
二期目は、2名の新任委員が加わり、次期改選を視野に当地区では新しい民生委員活動を始めることを計画しスタートすることになった。 民生委員は通常月に一度の定例会へ出席し年間のスケジュールに添った内容で粛々と進んでおり、委員同士の意見交換などは行わてれいない。
そこで当地区では、定例会が行われる日の午前中に委員4名が集まり率直な意見交換会を行っている。 日々の活動のことや悩みや気になる事など些細な事柄を気楽に話し合っている。 新任の民生委員にとっては何から手に付けて良いのかも分からない時期でもあり、先輩の民生委員のアドバイスは私自身がそうであったように何よりも有難いに違いない。 毎月の意見交換会を継続することは意味があると思っている。
私が民生委員の活動を始めて以来、「訪問メモ」の配付を継続しているが、多くの家庭で保存していることを聞いており今後必ず活きてくるはずだと信じ継続している。
私が民生委員の委嘱を受けた時期が新型コロナウイルス感染拡大の時期と重なっていたため、訪問活動には大きな影響があった。 各家庭との繋がりを作るには毎月の定期便を送り続けることが一番有効ではないかと思い始めたことだが、継続は力なり!とコロナが落ち着いてきた今でも定期便を配布している。 ちなみに訪問メモはA5サイズで作成しているが、高齢者でも読みやすい文字の大きさを考慮してフォントサイズは16ptを使って作成している。些細なことでも気軽に声を掛けてくれることを願いながらの定期便である。
2023年8月記