あなたにとってよい医者の条件とは?

あなたにとってよい医者の条件とは?

先日の西日本新聞のコラム「聴診記」に良い医者の条件は・・・の記事が掲載された。
患者にとっての良い医者の条件とは、患者の訴えを十分聞いてくれること。大半の患者が医者を信頼して受診しているはずだが、こうした患者の期待を裏切る医者がいることは残念だ。

患者の訴えを良く聞いて、患者の立場に立って一緒に考えてくれる。知識をあまり押し付けることも無く、アドバイスは正確にしてくれる。さらに優しく笑顔も素敵だ。このような医者は患者との信頼関係が良く出来ている。良い医者は決して威張ったりしないから、気軽に「先生」と呼べる安心感がある。

これに反して評判の悪い医者は、患者の話を聞こうとしない。態度や言葉遣いはとげとげしく、説明も曖昧でアドバイスも殆どない。こんな医者は信頼できる訳がなく、不信感だけが募る。

良い医者は、気軽に話せる雰囲気を持っている。遠慮せずに何でも話せることが医療では大切で、患者の訴えを何でも聞いてくれる医者は、アドバイスも適切なはずだ。「最近のお医者さんたちは、患者と向き合わないでパソコンと向き合い、あまり目を合わせることが無い」とよく聞く。
患者との診療時間が原因のひとつに上げられる。医者は限られた診療時間で多くの患者と向き合わなければならないのだ。ゆっくりと患者の言う事を聞いていられない実情も理解せねばならない。多少の待ち時間は仕方のないところだ。

私は現在眼科に掛かっているが、ここの眼科は院長を指名すると2~3時間待ちは当たり前で、患者さんたちは待ち時間を気にしていないようだ。まさしく信頼関係が出来上がっていることがわかる。友人から紹介された折に、「混んでいるから、待ち時間が長いよ」と聞いていたので覚悟して行ってみたら、案の上の混雑振りだった。しかし、良い医者に掛かりたいのは誰も同じ。以前に掛かっていた眼科は院長が娘婿に変わり、これまた高飛車な医師で信頼は出きる訳がなく、掛かるのを止めた。その後、やや遠いが約1時間かけて通院するようになった。

患者にとっての良い医者の条件とは、信頼と安心。患者が望むこと(期待すること)に応えてくれる医者が、患者にとっての良い医者の条件なのだと思う。

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