1月3日深夜、腹部の膨満感で目を醒ます。軽い吐き気があるが、嘔吐するまではいかない。
腹痛もなくトイレに駆け込む状況ではなかったので再び眠る。
起床後、吐き気がやや強くなり食欲は殆ど沸かない。身体がだるいので、炬燵に潜り込み横になる。2~3時間経っただろうか、突然吐き気が強くなりトイレに駆け込み嘔吐し、虚脱感とともにダウンしてベッドに。体温を測ると37℃あり微熱。夕方まで眠るが身体の虚脱感は取れていない。
我が家の主な暖房用の灯油が無くなった。この時期に灯油がないでは話にならないので、額に汗をかき身体がふらつく中出掛ける。帰宅後、ベッドへ直行。
熱を測ると37℃あり、体内の免疫力は正常に働いているようだ。
しかし、発熱したからと特に驚くことは無い。発熱すればすぐ解熱薬を服用したり、下痢をすればすぐに下痢止めに頼りがちだが、身体の免疫の仕組みを知っていれば何も大騒ぎすることはないのだ。
発熱の仕組みは、身体に細菌やウィルスが感染すると、身体を守るための防衛反応として免疫が働き、細菌やウィルスを追い出そうと熱を発生させるのだ。
下痢や嘔吐も発熱と同じで、体内に入ってきた異物として捉えたものは免疫が働き、体外へ排泄しようと防衛本能が働くのだ。
この様な時は出来るだけ安静に限る。胃腸への負担を避けるために食事を抜き、脱水症状を起こさないために水分補給を怠らないことだ。軽度の食中毒ならこれで十分だ。
水分補給の際に、いつも冷蔵庫に保存してある梅肉エキスを少量溶かし飲んだ。
※ 余談だが、梅肉エキスは古くから身体に良いことで知られ、梅の季節には梅酒とともに自宅で作る人が多いようだ。
さて、今回の食中毒だが、季節がら最初は「ノロウィルス」も疑ったが、潜伏期間が12~72時間で、その頃に食べたカキなどの貝類を疑わなければならないのだが、食した記憶はない。
しかし、食中毒を起こす可能性のある細菌は10種類以上あるのだ。
※厚生労働省
食中毒予防には、家庭内では気を付けないといけないことが数多くあり、どこかで細菌の汚染があったと考えられる。さらに、身体が疲れていたことで免疫力が低下していて、感染しやすい状況にあったことだ。
いずれにせよ、正月早々に食中毒を起こしてしまった現実は素直に認め、過信をせず今後は予防に努めたい。
予防には、食中毒の3原則と食中毒を防ぐ6つのポイントを参考に!
自己判断に頼らず医師の診断を躊躇わずに受けることも必要だ。