ビワ温灸 Q
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 Q.ビワ温灸はどんな症状に効果があるのでしょうか?
  ビワ温灸は痛みのある症状なら病名を問いません。
腰や膝などの関節の痛みや筋肉の凝りからくる痛みなどにも効果があります。 


とくに、ガンの部位からおこる痛みも軽くなり、痛みが消失する例がたくさんあります。


 Q.ビワの木を庭に植えると不幸になるというのは本当でしょうか?
  「ビワの木を植えると病人が絶えない」とか、「ビワの木がある家は不幸になる」など、よく聞くことがあります。いずれも昔からの噂話として語り継がれているのだと思いますが、どのような根拠があるのでしょうか?

仏教伝来とともに日本に渡ってきたとされるビワは、各地の寺院や家庭に植えられてきたようです。ビワは昔から薬効のある樹木として知られていて、ビワの持つ薬用植物としての効用が第一の根拠だと思われます。

お医者さんがいなかったその時代は、枇杷の葉や種が治療薬として活かされ、ビワの木は霊験豊かなものとして当時の人々に受け入れられてきました。

多くの病人が集まってくるので、中には伝染性の病気もあり、治療に訪れた人々の中には、新たな病気を持ち帰る人もあったことが予想できます。

「ビワの木は災いをもたらす」「ビワの木は病人をつくる」などの噂が人々の間に広まり、今日に語り継がれて来たと考えられます。


 Q.ビワ温灸はどれくらいで効果があらわれるのでしょうか?
  個人差があります。通常では1〜3日ほど数日で効果があらわれてきます。 

もちろん、中には1週間以上も効果があらわれないと言われる方もありますが、
全身の症状を詳しくみていると、主な症状はまだ効果があらわれていなくとも、
他の症状(随伴症状)が消えていて、全体的には効果が徐々にあらわれてきます。


 Q.ビワ温灸をしてはいけない疾患はあるのですか?
  ビワ温灸は身体を温める施術です。 
よって、身体が発熱している時や患部に熱がある場合は控えます。

例えば、火傷や打ち身など患部が炎症を生じている時は、ビワ温灸を避けるのが良いと思います。
その他、急性炎症の疾患では、通常避けることが必要です。


 
 Q.ビワの葉を直接からだに当てるビワの葉温灸との違いは?
  ビワ温灸は専用の器具を用いて行う施術法で、ビワの葉や種から抽出したエキスを利用するので、ビワの成分を有効的に生かすことができます。

一般的には、ビワの葉を直接からだに当ててその上から棒もぐさをお押し付けるやり方ですが、ここでは専用の器具にビワエキスを用いて行う方法をとっています。よって、ビワの葉を入手する手間がありません。
利用するビワエキスは、ビワの葉と種からエタノールを用いて高濃度のエキスを抽出してものを利用します。

また、ビワ温灸の施術を受けた方からは「程よい温かさでとても心地よい」との感想を頂いています。



 Q.ビワ温灸で副作用はありませんか? 
  一般的にいう副作用とは、「医薬品の使用により生体に生じた有害な反応」と理解することができます。

ビワ温灸の施術では、施術後からだがだるくなったり眠くなったりする方がありますが、時間が経てばほとんど消失するので心配はありません。
ビワ温灸は、医薬品を服用した場合に起こりうる副作用とは異なり、このことを体調好転反応とよんでいます。

ビワの葉が皮膚に付いただけでかぶれやかゆみを訴える人がまれにあります。
また、ビワエキスがエタノールで抽出をしているため、エタノールでかぶれる方もまれにあります。
その場合は、使用を中止すれば何ら問題はのこりません。



 Q.ビワ温灸の基本快癒点とは?  
  ビワ温灸では、「からだ全体の調和を図る基本的な施術点」を基本快癒点と呼んでいます。
基本快癒点の施術を行うことで、からだにどんな変化が現れるのでしょうか?

@からだ全体の血液循環が良くなります。
A自律神経が安定してきます。
Bさらにからだ全体の内分泌が整ってきます。

では、いったい何故このような変化が生まれるのでしょうか?
ビワ温灸を行うことで、人が生まれながらにして持っている「生きようとする力」「元気になろうとする力」その回復しようとする力が旺盛になることを意味します。

これは、明らかに自身の自然治癒力が活発になるのです。
もちろん、ビワ温灸を信じて継続することが大切です。

多くの方々の施術を通しての私見ですが、ビワ温灸は病気の治療・改善に役立つばかりでなく、病気の予防にも大きな力を発揮していることを、患者さん自身から教えられています。



 


 
 
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