健康についての「私の独り言」
 
 
 
2014.12.26
医薬分業についての疑問
2014.12.9
日本人のためのがん予防法
2014.12.7
適度な運動で健康管理を
2014.12.5
生活習慣病について
2014.12.2
笑いは元気の源
2014.10.9
BMIを測定して健康管理を
2014.1.16
老後に備え“貯筋”を PDF
2014.1.14
是非読んでもらいたい一冊!
2014.1.12
処方箋による漢方薬に疑問
2013.12.27
「抗精神病薬処方減へ指針」の記事について
 
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2014.12.26  医薬分業についての疑問

今年の1月12日「処方箋による漢方薬に疑問」で書いたが、漢方薬の投薬ミスは医師だけに問題があるのではない。現在の医薬分業のあり方にも問題があるのではないだろうか。

医薬分業とは、医師によって薬が処方され薬剤師によって薬を調剤することで、医師と薬剤師が役割を分担することで、不適切な薬を排除したり過剰投薬を抑制することができ、薬による治療が患者にとって有益になることを目指した仕組みといえる。

しかし、薬を処方する医師が、薬についての十分な知識がなかった場合どうなるのだろうか。
勿論、疾病や症状に合った薬が処方出来るように投薬のためのマニュアルが準備されているので、ある程度は不適切な薬の投薬ミスは防ぐことが可能と思われるが、以前に書いた漢方薬の投薬ミスはどこの時点で防ぐことが可能なのか?処方された処方箋を見た薬剤師はそのまま調剤するに違いないのだ。

医師が処方したのだから責任は医師にあって、薬剤師は処方箋通り調剤さえすればよいのか?もし、薬剤師が医師の傍にいたならば、どのような病状で処方されたかを知ることも出来るし、病状を正確に把握し調剤するべきであろう。

また、漢方薬についての十分な知識を持たない薬剤師が、調剤した場合も同様の疑問が起こる。「漢方薬は比較的穏やかな薬で副作用はたいしたことがないから。」と、安易な考えで処方され調剤されてはいないだろうか?

また、処方された薬での副作用等で泣き寝入りしている患者がいることも事実なのだ。

間違った薬を処方され、またその処方箋をうのみにして調剤がなされている実態を知らずに薬を服用しているあなた!もその中の一人かもしれない。

今月26日付けの西日本新聞に、「治療を医師任せにせず」という記事が掲載された。

この記事の終わりに、「患者としての私たちは、自身の健康をはじめ、公的医療保険制度を守るためにも、不必要な医療や不適切な医療を見過ごすわけにいかないのだ。」と書かれていた。

日本には世界に誇れる公的医療保険制度という国民皆保険の制度があり、高い医療保険の水準が維持されていることも事実だが、そのための医療費も年々増え続けていて、厚生労働省が公表した平成23年度の国民医療費の概況によれば38兆5850億円で、2025年には50兆円を超えるとの見方もある。

医療費を抑えることも大切だが、国民一人ひとりが自身の健康を医師任せにしないで、自分自身で健康にもっと関心を持ち、日頃から自己管理を積極的に行うことがより重要だ。


2014.12.9

日本人のためのがん予防法 国立がん研究センター

先日、「痩せ過ぎがんリスクに」の記事が目に止まった。禁煙から2年が経ち「痩せ過ぎ」とは無縁になった。とはいえ太り過ぎにはより注意が肝心だ。

科学的な根拠があり、現状で日本人に推奨できると考えられるがん予防法を、国立がん研究センターの研究班が「日本人のためのがん予防法」として、インターネットで公開している。

「日本人のためのがん予防法」には、現状において日本人に推奨できる科学的根拠に基づくがん予防法として、喫煙、飲酒、食事、身体活動、体形、感染の6項目についての詳しい解説がなされ、がん予防を呼びかけている。

各項目を見てみると、ごく普通の生活を送っていれば「がん予防」が出来るので、日頃の生活習慣を見直す必要がありそうだ。

ちなみに私自身は現状で何とか全てクリアーしているが、自分や家族の健康が心配な皆さんには是非挑戦して頂きたいと心から願っている。

「推奨できる科学的根拠に基づくがん予防」 PDF


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2014.12.7 

適度な運動で健康管理を

新聞の広告欄にあった仲の良い老夫婦?のジョギングのイラストが目にとまり拝借した。私たち夫婦はジョギングはしていないので(ホント走るのが全く苦手^^;)憧れてしまう。

適度な運動といえば、ウォーキングを週に4〜5回くらいのペースで約1時間、無理のない程度で実践している。

60代を過ぎてから、自分自身かなり体力が落ちたと実感しているので、日頃から健康を意識して積極的に運動を心がけているが、老化は確実に進行している。

運動といえば苦になってしまう方も多いが、生涯自分自身で歩きたいと思うならば、日頃からの実践は不可欠で、軽度の運動ならばストレスの発散にも役立つ。


 
毎日同じコースを歩くのは飽きてしまいがちなので、無理のない範囲でいろいろなコースを作り、季節を感じながらのウォーキングが良いと思う。

時には車で外出し、いつもと違った景色を楽しみながらのウォーキングは、リフレッシュに最適で特におススメだ。

適度な運動なので軽く汗をかく程度は必要だが、大切なことはくれぐれも無理をしないことだ。


2014.12.5 規則正しい生活習慣からは起こりにくい「生活習慣病」

生活習慣病と言われ始めてもう30年は経っただろうか?
ちなみに、私が薬局を開いた昭和50年代は、多くの病気が成人以降に発症する例が多いことからか、成人病が一般的に広く使われていたようだ。

「生活習慣病」の本質を良く見てみると、生活習慣そのものから病気を起こしていて、実に言いえて妙なる病名だと思う。

さて、私たちの生活を振り返ってみたい。
起床に始まり就寝にいたるまで、実に毎日の生活は多忙だ。
一日のスケジュールを見てみると、定年以降の人ならばのんびりして時間にゆとりがあると思うが、殆どの人が忙しい一日を送っている。学生、先生、サラリーマン、OL、主婦などなど。

食生活から考えてみよう。
人間は、日々摂取する食事によって栄養を補い、エネルギー源として利用しながら生きている。体内の細胞は食事から作られる栄養素を取り入れて、健康な身体を維持すべく日夜働いているのだ。

しかし、こんな当たり前の事実を知らない人はいないだろうと思うが・・・現実はそいうではない。
朝食くらい食べなくとも平気だと思っているから、さほど気にしていない。知っていれば(理解していれば)きちんと三度の食事を疎かにしたりはしないはずだ。食事を抜く人は「間食」は当たり前で、自分の好きなものだけを食べるなど偏食の傾向が強い。

さて、この様な生活を繰り返していればどうなるのか?
不規則な食生活や偏った食事からは、健康な身体を維持するだけの栄養が補えていないことは明白なはずだ。

当然、この生活習慣から作られる身体はパワフルに働ける道理がなく、疲れやすい身体を生み出し、臓器の働きは弱り、挙句の果ては故障ばかりする身体へと転がるように突き進んで行き、正真正銘の病気を作り出す結果、生活習慣病となるのだ。


ちなみに、私の指導所を訪れる方々には、食生活や運動などの生活習慣を正すことを「うるさいくらい」に指導しているので、嫌がっている方が多いはずだ。

しかし、自分自身の健康が本当に大切だと思う人は、生活習慣を改善し、真剣に取り組んで欲しいと願っている。

健康は毎日の積み重ねから

日々良い生活習慣を積み重ね、元気に年を重ねたいものだ。


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2014.12.2


笑いは元気の源、大いに笑って免疫力を高めよう!

笑いが健康にとって良薬になることは昔から経験的に知られてきたが、最近では医療機関の中でも笑いと健康・疾病との関連についての研究が盛んになっているようだ。

「笑いの効用」を取り上げているサイトをいくつか紹介したい。

◎笑いのメカニズム

◎リウマチ医が教える脳内リセット術 「泣き笑い健康法」

◎健康に笑いが一番、クスリは二番

◎笑いがもたらす健康効果


◎これは効く カラダにイイ「笑い」の効果  

などなど

また、「笑う門には福きたる」との諺のように、笑って過して良いことがあれば言うことなしだ。
いつも馬鹿なことばかり言って笑うのは、迷惑?がられる感もあるが、家庭内であれば「健康のため」と寛容に願おう。ちなみに我が家は、夫婦だけなので他愛もないダジャレで笑いを健康に活かしている。
皆さんにもおススメだ。

2014.10.9 BMI(体格指数)を測定して健康管理を 

禁煙に挑戦を始めてから、まもなく2年が経過する。最近では他人が喫煙するそばにいると煙草の煙が気になりだした。いままで喫煙していた私のそばにいる人が迷惑していただろうと反省する。

さて、禁煙のおかげかこの一年で体重が約7kg増え64〜65kgになった。
ちなみに私の身長は171cm、現在の体重が65kg、
BMI(体格指数)は22.23となり、標準値(18.5以上25未満)の中でもより中央にあたるのでほぼ合格と言える。
しかし、プロポーション的には非合格だと納得している。

ということで、約2週間前からおなかの筋肉を鍛えるマシーンを自宅に設置し、健康体格への改造に取り組んでいるが、果たして効果のほどは?数ヵ月後が楽しみでもある。


※ BMI(Body Mass Index)値の判定基準は、一般的には、
18.5未満で「やせ」、18.5以上25未満で「標準」、 25以上30未満で「肥満」にあたる。

肥満気味の方や体型が気になる方には、BMI値を測定し自己管理を推奨したい。
BMI値の計算方法はこちらを参考に → PDFファイル 


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2014.1.16 老後に備え“貯筋”を  

かなり前の新聞に掲載された記事ですが、今現在も皆さんにお勧めしている、日頃から是非とも取り入れて頂きたい“筋肉を貯める”運動のことが掲載されています。

この記事の紹介です。 大分合同新聞 PDF 

老化を遅らせ、寝たきりにならないためには、日常的な運動で筋肉をためておくことが必要だ―。   「金は借りられるけど、筋肉は借りられない。運動を毎日続けて、自分でつくるしかない。金は使うほど減るけれども、筋肉は使わないとたまらない」と貯筋の意義が説かれています。

人は年を取ると下半身の衰えが顕著になってきますが、私も自分の運動不足を日々痛感している一人です。出来るだけ面倒がらずに、せめて「週に3回くらいはウォーキングを」と、正月から早速実行に移しています。

とくに寒い日は「家で暖かくしていたい」と外に出るのが億劫になりがちですが、自身の健康のためと奮い立たせて頑張りたいものです。

チャレンジしてみては如何でしょうか?



2014.1.14 是非読んでもらいたい一冊!

「医者に殺されない47の心得」 - 近藤誠 著は、2012年12月に初版が出版されてから約1年で100万部を超え、多くの方々に読まれています。

この本のサブタイトルは「医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」です。
また、本の帯には「病院に行く前に、かならず読んでください。」と書かれていて、お医者さんたちから非難を浴びていることが予想される本です。

では何故この本が多くの方々に読まれているのでしょうか?

これまで多くの医師たちがタブーとして来た領域に踏み込んで、その真実の一部を公開していて、「医療現場の告白本」とも言えることにあります。また、この意見に対して、他の医師からは異論が出されていることも事実です。

「よくぞ言ってくれた」という医師や、「余計なことを書いてくれて迷惑だ」と言う医師もあるでしょう。

しかし、これら双方の意見を見過ごす訳にはいかないのです。

じっくり読んで「双方の意見のどちらが自分のためになるのか?」考えてみる良い機会です。




日本の医療はこの数十年で大きく進歩してきました。一方で、医療事故も数多く起こっていることも知らねばなりません。これまでに、医療における事故を告発するニュースは、新聞やテレビなどで報道されることが少なくありません。

自分の健康を他人任せにせず、「自分の健康は自分で守る」ことは日頃からの意識の仕方によって大きく変わります。

「身体の具合が悪いとすぐに病院へ行く」という方がかなりいると思いますが、そんな方に是非読んでいただきたい「お勧めの一冊!」がこの本です。

読んで頂ければ、「自分の健康は自分が守らなくては」と意識が変わってくるはずです。


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2014.1.12 処方箋による漢方薬に疑問

ここ30年程の間に、医療用として利用される漢方薬は、急速に普及してきたと思われます。


その背景は、新薬による副作用に対しての不安を感じる方が多くなったことと、漢方薬=「安全で身体に優しい薬」といったイメージがあるのだろうと思います。

はたして、医師が処方する漢方薬がすべて安全なのでしょうか?一般の医療機関で出されている漢方薬を見ている限り、必ずしも安全とは言えない場合があるのです。


以前、私の兄姉が風邪が長引いて治らず、ある病院で漢方薬を処方してもらい服用していたことがあります。風邪が長引きこじれた患者に、通常は風邪の初期に処方するはずの「葛根湯」が処方されていたのです。

葛根湯を服用しても、少しも体調が改善されないので、私に相談があったのです。

当然、間違った処方に気づいた私は服用を中止させ、病院を変える様アドバイスしました。






風邪の初期、いわゆる風邪の引き始めは、「寒気がする」「鼻水が出る」「頭痛や発熱がある」などの症状が出てきます。

このような初期の場合に、葛根湯、麻黄湯、桂枝湯、小青龍湯などの処方を、体質や症状に合わせて使用します。

ある小児科医院で使用されている漢方薬の例を参考に紹介します。

 漢方薬 -その(1)- をご覧ください。


このように、漢方薬にもきちんとしたルールがあることは、東洋医学を学んだ方なら誰もが知っていることなのですが、意外とこのように間違った漢方薬が処方されている例があるのです。

漢方薬のメーカーが医療機関あてに用意している「処方マニュアル」を見ていれば、少なくともこのような初歩的な間違いは起こるはずがないのですが、「患者は何も知らない素人だから判るはずがない」と医師が判断しているなら、本当に恐ろしいことです。

そして、笑顔で「お薬はきちんと服用して下さいね。お大事に。」と送り出されたとしたら怖い話ですね。

一般的に、多くの方が「医者が間違った薬を出す訳がない」と頭から信じていることに誤りがあります。

間違った投薬による医療事故が数多く存在し、これまでにも取り上げられていることは事実なのです。

お薬の服用には、もっと関心を持ち、医師によく尋ねながら正しい薬の服用をしたいものです。

もちろん、服用してみなければ判らないこともあります。

この場合も、医師と良くコミュニケーションを十分に取り服用することが大切です。

いずれにしても、投薬する時点での初歩的な間違いはあってはならないことです。


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2013.12.30 「抗精神病薬処方減へ指針」の記事について

2013年12月27日付けの西日本新聞に、「抗精神病薬処方減へ指針」の記事が掲載されています。

私の知人で統合失調症の方がおられますが、この方は数年前から自分の服用している薬に疑問を抱くようになり、「自分自身の意思で服用を中止している」と最近になり本人から聞きました。

私自身が10数年前まで携わっていた薬局では、患者様から直接にこれと同じような事例を数多く聞いてきました。

現在、病院へかかりお医者さまからお薬を処方してもらい、治療中の方の中で、
その薬を医師の指示通りに服用されている方がどれくらいおられるでしょうか?

もちろん、指示通り服用するのが一番正しいことなのですが、意外にもかなりの方々が医師の指示に従わず、自分勝手に服用の量を加減したり、また、服用を止めたりしている方がある事実を医師はあまり知りません。

にもかかわらず、きちんと服用されているはずと医師は勝手に思い込み、治療が継続されて行きます。こんな光景は日常茶飯事に起きています。

自分勝手に薬を加減して治療していては治療の本当の意味がないのですが、素人である患者は、
「あまり薬を飲みたくないから」とか
「飲み過ぎると怖いから」とか
「副作用が心配なので」とか自分勝手な理由を付けて適当な薬の服用をしているのです。

もし、服用するのが心配ならば、医師に自分の不安な気持ちをはっきり伝えて服用量を調節してもらうべきなのです。

一般的な医師は、患者は指示通り薬を服用していると思っていますから、患者から何も聞かず、検査の結果だけで薬を出してしまいがちなのです。
(医師も時には「薬はきちんと服用していますか?」と聞いて欲しいですよね。)

患者が勝手に服用量を変えたり薬を中断している事実を担当の医師が知らなかったら、一体どのような事態が起こりうるのでしょうか?

もし、病状が悪化していると仮定した場合、薬が効いていないと医師は判断し、最初より強い薬を処方してしまうかも知れません。
その場合、正しい治療どころかとんでもない誤った治療が施されることになるのです。

このことを患者はどのように理解しているのでしょうか?


さて、冒頭の知人は、薬を止めることで体調が改善しているように感じます。
この場合、薬の服用を正確に調整すべきなのですが、医師にそのことを話すことが出来ないと本人は言います。
何故ならば、そのことを医師に告げると「絶対に止めてはいけない」と怒られてしまうと考えているように思われます。

また、服用を止めている事実を知人のお姉様に伝え、担当の医師に相談を勧めてみたところ、そのお姉様は「薬を止めるなどとんでもない!相談を持ちかけるなど以ての外」と困惑されました。

もし、現在の病院に相談するのが気まずいとしたら、別の医療機関に相談をするようにアドバイスをしたのですが、それも断られてしまいました。

長い闘病生活を通して家族が抱える心配や不安は私も良く理解でします。
同時に、本人の不安は家族以上だと言うことを理解してあげることも大切ではないでしょうか。

時折、本人とは連絡を取りながら様子を聞いていますが、この2〜3年は良い身体の状態が続いているように感じられます。

 
 
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