ビワ温灸を通して感じること


001
・ビワ温灸を通して感じること 

002
・痛みが軽くなった

・腫瘍が小さくなった

・精神不安が和らいだ

・命をいただく

・食事のバランス

・貯筋のすすめ

008
・農林水産省の警告について

 
・ビワ温灸が支持される訳

 
・気力と体力

011 
・生活習慣
 
012 
・自然治癒力とビワ温灸の関係

 
013 
・ビワ温灸のリラクゼーション効果

 
 
 


 

  013

 
  ―ビワ温灸のリラクゼーション効果―

 
   温灸がリラクゼーションに効果があることは多くの方が経験を通して知っています。ビワ温灸の施術を行うと身体が温まり、緊張が解れることで眠くなり、入浴した時と同じような感覚を体感することが出来ます。

 温灸では棒もぐさを使用します。一本の棒もぐさは、約32gでもぐさが棒状に固められています。着火するともぐさが燃えて炭化し、体内に穏やかな熱が伝わりますが、この熱線が遠赤外線です。もぐさから出る遠赤外線は体内の深部へ届き、じっくりと温めます。

 ビワ温灸では、もぐさが燃焼し器具が温まるとビワのエキスが蒸散します。さらにもぐさの熱で蒸散したビワのエキスが体内に取り込まれ、蓄積した疲労物質が分解されます。 そのことで慢性化した疲労や炎症などが軽減されていきます。

 熱感は電気器具で作られた温灸器を使用した場合と比較すると違いが判ります。電熱器具の場合は、身体で感じる熱感は細く鋭い熱の伝わり方で、一方もぐさを使用した温灸器具では身体に伝わる熱感が太く穏やかに感じられます。 個人差が多少ありますが、大半の人がもぐさを使用した温灸を好む傾向があるので、心地良さはもぐさが勝っていると思います。効果の判定は難しいですが、リラクゼーション効果を比較すると確実にもぐさを使用した方が良いようです。

 温灸による温熱効果は、この穏やかな熱感こそがリラクゼーション効果と考えられます。体験してみるととにかく心地良さが伝わり、リラックスできるのです。穏やかな熱が体内へ伝わり、ストレスが緩和され、体内の免疫活性も同時に高まります。身体が心地良いことは病気の改善にも良い波及効果をもたらします。身体が軽くなり、病気が良くなることへの期待感や希望も大きく膨らみます。

 身体が穏やかになりリラックスできることは良いイメージとして身体に刻まれます。この状態が温灸の度に生まれ疲れた体に活力を与えてくれると考えます。


 一度体験するだけで多くの方がリラクゼーション効果を体感できます。自然が作り出した絶妙な熱感を体験してみませんか?


          


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  012 

  ―自然治癒力とビワ温灸の関係― 

   自然治癒力とは人間や動物が生まれながらにして持っているケガや病気を治す力と解することが出来ます。軽度の傷などは放置していても自然に傷がふさがり治ってしまいます。風邪なども無理をせず身体を休めていれば数日で回復します。治るのに個人差があるのは自然治癒力の力(パワー)の差と言え、病気の回復には自然治癒力が大きく関わっていることが解ります。

 この自然治癒力には免疫の働きも関与しています。身体が疲れている時やストレスが蓄積している時などは免疫力も低下し回復力も低下しています。免疫力の低下は病気の回復を遅らせるだけでなく、新たな病気にかかる危険性も増大するのです。

 また、日頃から不摂生な生活習慣も大きく関わります。偏った食生活を続けていると血液の状態が悪化し、身体全体に様々な影響を起こすことが考えられますが、最近ではテレビでの健康に関する番組も多く、食生活についての知識も広く知られるようになりました。

 では、ビワ温灸がどのように自然治癒力に関わっているのでしょうか?

 ビワ温灸を行うと身体の芯まで温まり身体全体の血液循環が良くなることが解ります。血液循環が良くなることで細胞に溜まった疲労物質が取り除かれ、身体全体の働きが良くなると考えられます。温灸のあとは身体が軽くなり蓄積した疲労が軽減します。人によっては溜まった疲れが一度に除かれ寝込んでしまう?ことも稀にありますが、数日で元気を取り戻します。疲れを放置しておくことは遅かれ病気を招くことに繋がるので、早めに疲労を取り除く必要があります。

 また、ビワ温灸にはリラクゼーションの効果も期待できます。温灸の後は身体の緊張がほぐれ肩こりや筋肉疲労が改善され、副交感神経が活発に働くようになると思われます。長時間の緊張は血行不良を招き、病気の一因にもなりかねません。適度な休息をとることが必要ですが、わずかな時間のビワ温灸は心身ともに癒してくれます。

 ビワ温灸はもぐさの燃焼する働きで身体の奥深くまで熱が伝わりますが、この温熱効果が持続するのがもぐさの持つ力といえます。温灸を施すことで全身の血液循環が改善され身体全体の細胞の活性化に役立っていると考えられ、自然治癒力を高める好循環につながっていると思われます。

        

 ビワ温灸でだけでなく日頃から生活習慣を見直し、規則正しい食生活や適度な運動も必須の条件です。「毎年かならず健康診断を受けている」「薬を服用している」から大丈夫と過信していませんか?他力本願にならず進んで自己啓発が肝心です。




 
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  011

 
  ―生活習慣―

   日常を振り返り生活を見直して見る習慣は日頃からついていますか?と問いかけられると、多くの方が「そうでもない!」と思われるのではないでしょうか。生活習慣が病気の発症に大きく関わることから、日頃からの生活習慣を見直すことはとても大切です。

 日頃から、忙しく動き回る仕事を持つ方や趣味の家庭菜園などで身体を動かす方などに対して、事務系の仕事や時間を持て余し自宅で過ごすことの多い方は運動不足になりがちです。

 食事や嗜好品も個人差がありますが、出来るだけ健康を意識してバランスの良い食事を心掛けているかといえば、これも結構偏っている方が多いと思われます。大好きなメニューが賑わう食卓には手軽な冷凍食品やスーパーなどの出来合いの総菜が並びます。スーパーの惣菜売り場には驚くばかりの総菜が数多く積まれ、これらの総菜が毎日消費されているから驚きですが、栄養のバランスを考えて購入されているのか?やや心配にもなります。

 また、ファーストフードなど外食を摂る機会の多いものです。週に一度や二度どころか大半を外食で過ごす方も珍しくありません。

 こうした生活習慣は日頃からの意識の持ち方で変えることが可能ですが、なかなか生活習慣は簡単に変えられるものではないようです。頭では理解していても生活習慣はなかなか変えることが難しいので、気付かないうちに徐々に体内では病気の芽が育ち、やがては大きな病気へ繋がることが考えられます。

 食生活やちょっとした運動も見直し、単調になりがちな日常だからこそ、工夫をして健康管理に役立てたいものです。


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  ―気力と体力― 

   病気を治すには医療に委ねることも大切ですが、同時に自分自身(患者)の努力も大切です。「病院にかかり薬を服用しているから大丈夫」と楽観してはいないでしょうか?

 病気の原因は様々ですが、過労や睡眠不足がつづき体力が衰えているときは要注意です。体力の低下は免疫力も低下させ感染症にも罹りやすくなります。

 日頃から健康に注意している人は、適度に生活を見直し改善に努めますが、侮っていると病気になってしまいます。

 病気になると「気力」が落ち込みます。

 確かに治す目的で医療のお世話になっていても、自助努力なくしては効果は半減してしまいます。そこで重要な鍵を握っているのが「気力と体力」と言っても過言ではありません。

 「病気を治してもらう」ではなく、「病気を治そう」と意識し、自身が積極的に病気と向き合っていくことが大切だと思います。

 自分自身が積極的に関わることで、治すために必要な「気力」が生まれます。「元気になりたい」「病気を治そう」と前向きになることで気力が増し、身体に備わっている自然治癒力を増大させ、食欲も上向くようになります。

 こうして、「気力」が「体力」づくりを後押しするようになり、好循環が生まれると考えられます。




 健康づくりは、他力本願にならずまず自身自らの意思で自主的に行動を起こすことがとても重要だと私は感じています。能動的に考えることは自主的に動くということに繋がります。

 病気はけっして他人事ではなく、日頃からの自己管理で病気に掛からないよう努めたいものです。




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  ―ビワ温灸が支持される訳―

 
   昨年末には農水省からの通達文書により、ビワの種が風評被害の標的にされて以来、ビワ種を食する人が少なくなったように感じられますが、このような事例は一年もたたないうちに消えてしまうのが一般的なようです。ビワに限らず梅や杏などにも同じ毒性を持つ成分が含有していることが多くの方に知られることになりましたが、かえって良かったことだと思われます。知らないでいるよりも、正しい知識を得ることにより今後トラブルを起こすことが少なくなります。

 食のトラブルについてはいつの時代にもあり、経験をすることで乗り越えてきました。キノコ狩りで間違って毒キノコを知らずに食べて中毒をおこしたことも、経験から学び注意をするようになりました。もちろん、ビワ種を生のまま知らずに食べて中毒を起こしたことも昔はあったはずです。それが経験となり現在まで活かされてきました。今回のビワ種の事故については、知識を持たない販売業者が売ることだけ考え商品化してことに問題があります。

 では何故こうした被害があるにも関わらずビワの治療が支持されるのでしょうか?



 ビワを用いた治療法は昔からありました。健康に良いことを経験から学んでいたのです。祖父や祖母から体験を通して伝えられてきましたが、良いことを実際に経験して今に伝わっているのです。

 ビワを食べたり、ビワ温灸を施していると自然と身体が楽になります。このことは身体が喜んで受け入れていることにほかなりません。確かにビワ温灸を施す前と後では大きな違いがあります。
 体調がとにかく良くなるのですが、ビワ温灸のあとは身体が温まり疲れも解消されるようです。
 さらにビワ温灸を継続すると知らぬ間に身体の不調が改善されていることに気付かされ、免疫力がアップしているのが実感できるようになります。
 このことはビワ温灸が健康回復に大きな影響を与えていて、多くの方々の支持を受け続けていると考えられます。

 
 人は多くの命(食べもの)を食しながら生きています。食べることで命を繋ぐので、生かされいるといったほうが良いかも知れませんね。まさに「食はいのちなり」です。
 食の偏りや生活習慣によって変調をきたした身体を、ビワ温灸は優しく改善してくれるのです。


 
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  008

  ―農水省の警告について―

   「ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう」。農林水産省が2017年12月8日ウェブサイトで注意喚起しました。記事全文
11.6付けで「シアン化合物を含有する食品の取扱いについて」厚生労働省 医薬・生活衛生局食品監視安全課 輸入食品安全対策室から各検疫所あてに通達がなされていて、亜麻の実、杏子の種子、梅の種子、ビターアーモンド、 キャッサバの葉、びわの種子が主な食品としてあげられています。

自然の恵みであるビワに毒性があるとの報道で、多くの方が驚かれたことと思います。

 このような警告があるとビワだけが悪者のような感じをうけがちですが、ビワのみならず梅や杏の種にも同じ成分を有するので、私的観点ですが私の考えを伝えたいと思います。




 杏や梅・桃などと同様に、昔からビワも健康に良い食品として利用されてきました。 梅は梅干しとしてどの家庭でも常食しますし、桃やビワも季節になると店頭に並ぶ美味しい果実です。

 2002年2月に日刊工業新聞
(全国紙)に掲載された「ビワの葉から抗がん物質」の記事は、私がビワ療法の指導所を開設した翌年だっただけに深く記憶に残っています。


 私は1975年から1999年まで薬局を営んでおり
漢方薬を取扱ってきました。多くの方が服用している現在の調剤される薬とは違い、患者の症状に合わせ生薬を調合するので、杏の種(杏仁 きょうにん)や桃の種(桃仁 とうにん)など漢方薬の原料の管理も行っていました。
 ビワの種と同様、杏仁や桃仁には青酸などの有害物質が含まれます。煎じ薬として服用するのですが薬害などは一度も聞いたことがありません。

 漢方薬には煎じ薬のほか散薬や丸薬がありますが、殆どが煎じることで毒性はほぼなくなっていると考えられます。また、生薬によっては修治(しゅうじ)を行い、薬の効果を高めたり毒性をなくすことが行われています。
 ※修治は真柳研究室のHPから引用しました。

 漢方薬の原料の中には毒性の極めて高いことで知られるトリカブト(附子 ぶし・烏頭 うず)を使用することがありますが、漢方薬の正しい知識を持った医師や薬剤師などは治療に活かしているのです。

 また、病院で処方される医薬品や市販されている医薬品は、劇薬や麻薬など強い作用のある薬(成分)を含んでいます。時折、副作用で薬害訴訟など
起きていますが、副作用や薬害があるかもしれない中で多くの医薬品が治療目的で使われていることも事実なのです。

 余談ではありますが、薬局を開設していた当時(昭和50年代〜)、東京都の薬事事務所は医薬品の誇大広告を厳しく取り締まっていました。健康食品を医薬品まがいに紹介し販売する薬局も多くあったからです。
 しかし、通信手段が大きく変わりインターネットでの広告が一般的になっているので、取り締まりも出来なくなっているのが現状です。






 ビワや梅などは普段から食べているので安心感がありますが、食品といえどもその食品に含まれる成分には、青酸などの有害物質が含まれるのは昔から知られていました。しかし、昔から長い間の生活の知恵が活かされ、漬けたり薬用酒にするなど加工して利用していますが、生のままの青梅を食べることはまずしません。害があることを知らない方は殆どいないでしょう。

 多くの野菜・果物が安全な食品として認知されていますが、キノコ狩りに行き毒キノコを誤って食べて食中毒をおこしたニュースも珍しくありません。毒性をもつ食品は他にも数多くあり正しい知識を持つことが肝心です。

 農水省では「知識があればこわくない!天然毒素」として紹介もしています。

 私も常食として毎日ビワの種を食べていますが、がんの特効薬として食べている訳ではありません。杏や梅と同じ意味合いで健康食の一部と考えて5〜7粒を摂っています。
 
 
また私はキウイフルーツを食べて呼吸困難を起こした経験がありますが、体質によっては身体に良くない食品もあるので注意が必要です。




   さて、今回のビワの種の粉末ですが、食品でありながら「がんに効く」といった、如何にも優れた薬であるかのように販売されていることに問題があります。販売業者が何の知識もなく、他の食品同様に「食品だから安全です!」などと売られていることに問題の発端があると思われます。

 ビワの種の粉末は、乾燥させそのまま粉末として商品になっていて、熱処理など加えてないと思われますので、粉末をそのまま摂る場合は摂取量など配慮する必要があると思います。


 現在はインターネットによる通信販売が当たり前の時代ですが、利用者はサイトの販売業者など見極め購入する必要があります。





 
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  ―貯筋のすすめ― 

   健康づくりで欠かせないのが運動です。日頃から良く動いている人はまず元気です。運動を継続することは筋肉貯筋を増やすことで身体の機能低下を予防します。加齢に伴う老化現象は仕方ないことですが、運動を行うことで身体能力を少しでも防ぎ老化防止に役立ちます。

 動くことで筋肉を使い、筋力を養うことで基礎代謝の低下を防ぐことが出来るので、メタボ予防にも効果があります。

 運動を継続するコツは、記録をとることです。カレンダーや日記などにその日の運動量を書き留めておくと励みにもなります。

 日頃から適度の運動を心掛けることは体力を強化し健康な身体を維持することにつながります。毎日の運動となると諦めがちですが、週に2〜3回くらいは行いたいものです。



 自宅で簡単に出来る貯筋運動をご紹介します。
<座ったままで貯筋運動>
@つま先上げ
Aかかと上げ
B膝伸ばし
Cもも上げ
Dおなか(上体おこし)
  <立って行う貯筋運動>
@いす座り立ち
Aアップ(もも上げ)
B背伸び
C横への脚上げ
Dおなか(床からの上体おこし)
 

 ちょっとした運動でも継続することで筋肉の貯筋が出来るので、おすすめです。 


※上記の動画および情報は「公益財団法人 健康・体力づくり事業財団」から引用しました。



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  ―食事のバランス―
 
 食事で心がけたいことは旬の食材を摂ることですが、最近では野菜はハウス栽培が多く、魚も養殖や冷凍ものが多いので旬を忘れがちです。

 スーパーマーケットでは一年中同じ野菜を手に入れることが出来るので便利で有難いのですが、出来るだけ季節感のある食材を選びたいものです。




 たとえば、野菜は収穫する季節によって違いがあります。きゅうりやトマトなどの夏野菜は、食性(食品の持つ性質・特徴)から見ると身体を冷やす働きがあり、寒い時期に収穫するイモ類や大根などは身体を温める性質があるので、季節に応じた食品を摂ることは健康な身体づくりにはとても大切だと思います。

 夏野菜を良く食べる人は加熱するなど、温めて食べる工夫で身体を冷やさないので良いと思います。

 こうした季節感のある食事こそが本来の食事の在り方だと思うのですが、いつでも自由に欲しいものが手に入れることが出来る現代社会が、健康被害を作っているのかもしれません。

 ものの溢れている時代だからこそ、食品選びや食べることの意味を家族で話し合い活かすことが大切だと思います。

  また、食品も偏らない食べ方が大切です。肉、野菜、海藻、キノコ類の品数を出来るだけバランス良く摂るよう心掛けたいものです。









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  ―命をいただく―
 
 健康な身体づくりに欠かせないのは食事ですが、日常の食事を尋ねると空腹を満たすだけの食事をしている人や、好きなものだけを食べる偏食も意外と多く感じます。

 バランスのとれた食事をとることが大切ですが、食べることの基本的なこととして「命を頂きます!」と感謝の念を忘れないことを必ず伝えます。

 食習慣は国や地域によって様々な違いがあります。

「宗教上の違いから豚肉は絶対に食べない国。」「クジラの肉を食するのは野蛮だと非難する国。」「極寒の地では生肉を食する。」など、これも生きてきた食文化の違いがあるだけで、基本的には動物や野菜などの全ての命を頂き、人は自分の命を繋いでいることをしっかり自覚して頂きます。


 自然界の動物は狩りをして生きていますが、生きていく上で必要最小限の狩りをして命を繋いでいますが、人間は多くの食物を調達しながら食べ残し、命を粗末にしている現実があります。

 家庭ではこのような無駄をなくし、感謝の念を持ち毎日の食卓に活かすことを念頭に置く「命の循環」への感謝を忘れないことが大切で、自身の健康回復に関わることを伝えます。


 ビワ温灸に訪れて来る患者さんには「ビワの命を頂く」ことを理解してもらい、ビワの命への感謝も忘れないよう伝えています。



   

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  ―精神不安が和らいだ―

 いろいろな不安が生じて、そのストレスから心が病んでしまう方が良くあります。精神不安は身体に緊張をもたらし、血液循環に異常を起こします。


         


 この状態は交感神経が優位に働いていて、副交感神経の働きが低下していると考えられ、その結果体内の血液の流れが悪くなるのですが、ビワ温灸をすると身体の緊張が和らぎ、身体全体がポカポカ温まり身体が軽く感じられるようになります。

 精神不安を抱えている方にビワ温灸をすると、顔の色つやが改善され血液の流れが良くなっていくのが良くわかります。

 この様な方への施術中には、小さな塊が手に触れてくることが時折あります。日頃からストレスが蓄積し、その緊張から局所的に血液循環が悪化していると考え、この場合もビワ温灸を継続していると緊張が解けしこりが徐々に消えていきます。

 血液の流れが良くなることで自律神経も安定して働くようになるのが判ります。







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  ―腫瘍が小さくなった― 

   リンパに転移している腫瘍に直接温灸をすることは「悪化するのでは?」とためらいがちになりますが、これまでの経験からは温灸で悪化することはなく、腫瘍そのものが小さくなったり消失してしまうことが多々あります。

 リンパの集まる首の付け根(首の回り)や大腿部の付け根(鼠径部)などを触れていると2・3mm〜1・2cm大の塊に触れることが良くあります。

 ※特に末期がん(ステージ4)の患者の場合、複数の個所(臓器)にがんが広がっている場合などは、リンパ部にも小さな塊を確認することが良くあります。

 この様な塊に温灸を根気よく施していると、2〜3ヵ月もすると小さくなってきます。半年ほどで完全に消失してしまった方もありました。



 ビワ温灸の施術は身体全体への温灸を主に行い、がんの患部への直接の温灸はあまり行っていませんが、温灸を施すことで身体全体の活性を促すことにあり、身体に備わる自然治癒力を高めることにあると考えています。

 温灸を行うことで、自己の免疫活性が高まり腫瘍の縮小に繋がっているのだと感じています。




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  002

  ―がんの痛みが軽くなった―

 

 特にがんの患者さんからは「痛みが軽くなった」とか「痛みが少なくなった」との感想が多く聞かれます。ビワ温灸を終えた後が痛みが落ち着く傾向があるように感じます。

 ビワ温灸の効果の発現時期(効果が表れるまでの期間)は個人差がありますが、温灸を始めて数日(2〜3日)から効果を実感できるようです。

 ビワ温灸の一番の特徴は、モグサを使って温めるという「温灸」にあります。

 モグサを燃焼させることでモグサが炭化し、炭化したモグサから遠赤外線が身体へ放出されると考えられます。モグサの熱は身体の深部まで到達し穏やかに身体を温めるので、身体は長い間暖かく熱感が続くので体内の血流が良くなっていくことを実感します。

 温灸にビワエキスを使用することで、ビワとモグサの熱の相乗効果が期待できるのです。

 ビワから抽出したエキスには、ビワの有効成分が含まれていて、温灸により体内へ摂り込まれ、痛みを緩和すると考えられます。







 ビワ温灸の施術を体験したほとんどの方が痛みが軽くなったと実感されるので、ビワ温灸の効果に感動します。


 ビワ温灸は、痛みのある疾患には病名を問わず効果が期待できるので、がんの痛み以外でも膝関節の痛みや腰の痛みに効果があります。肩の凝りなどは一度目の温灸で効果を実感できます。


           





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  001

 
  ―ビワ温灸を通して感じること―  

   1999年に初めてビワ温灸と出会いました。あれから19年が経ち、ビワの施術を通してこれまでに私自身が体験したことや患者さんから教えて頂いたことなど多くのことを学びました。

 ビワを用いた治療法は昔からの民間伝承の治療法とはいえ、体験をするごとにビワの効用を実感してきました。そして自然の生み出す力がいかに素晴らしいものなのだと教わりました。
 
 「ビワの毒は強く病気を悪化させる」と敬遠される方もあると聞きますが、これまでビワを用いた治療法(ビワ温灸の施術やビワ種を食べること)で病気の悪化につながったことはありません。

 我が家では毎日の食卓にビワ種の甘露煮が並びますが、日頃から他の食品と同じ様に頂きながら健康づくりに役立てています。






 
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