|
|
|
■ 体がだるい、食欲がない、息切れがする・・・
佐賀県在住 男性 (74才)
この方は、毎日少量の食事と酒だけで過ごしていたため、栄養失調の状態で歩くのもままならない状況の中、奥様に連れられ私の所に見えられましたが、お会いしてみると、身長155cmと小柄で体重は40kgとかなり痩せておられました。
奥様が食事の用意をしても「食欲がない」とほとんど手を付けないので体力も落ち、動けない状態になって近くの医院にかかりました。
毎日通院し、医師からは「このままでは死んでしまいますよ」と言われながら点滴だけを続けておられたようです。
本人にお話を聞くと、「3ヶ月後には親戚一同で旅行があるので、一緒に行けるようになりたい」との意欲があり、ビワ温灸に通う決心をされました。
ビワ温灸については全身への基本的な施術を行い、日増しに全身の血液循環が改善されて、とくに腹部への温灸で消化器の働きも高まり、徐々に食欲も増えていきました。
生活改善では、散歩程度から始め、少しでも動いて筋力をつけるようアドバイスを行い、嗜好品のアルコールも出来るだけ一定の量を守るようにしてもらいました。
最初は50mをやっと歩くほどの状態から、3ヶ月が過ぎた頃に数百mを歩けるまで筋力もつきました。こうした努力が実り、念願だった家族での旅行も果たすことが出来られました。
ビワ温灸の施術を行うことで、全身の血液循環が高まり、体が動きやすくなりますが、本人の前向きな気持ちと努力が実った症例だと思います。
|
|
■ 間質性肺炎
佐賀県在住 男性 (71才)
この方は、10年ほど前の検診で間質性肺炎の診断を受けました。以来、年一度は人間ドックでの検査を受け、病状の変化にはより注意を払ってきました。
体格指数(BMI)も22.0を意識し、毎日の体重測定も欠かさず記録を取り、運動不足を補うために週1回はプールに通ったり、軽度のウォーキングも行っておられます。
また、日頃の食事もバランスを考えて自分で作るように心がけてきました。
数年前から、気候の変わり目で気温が下がった時の起床時などに、咳が出るようになり気になっていて、ビワ温灸を始めることになりました。
週に1〜2回のペースでビワ温灸を受けておられましたが、自分自身で温灸を行うやり方を覚え、自宅にて自分で施術を行うようになりました。
つい先日のこと、「こんなに良くなっています」と話され、持参された一年前の検査でのデータと最近のデータを比べた画像を見ると、明らかに改善がされていることが解ります。
検査での数値も下がっていて、「薬も服用していないし、他の治療も行っていないのだからビワ温灸の効果ですね」と喜んでおられます。
現在もビワ温灸を週に2〜3回のペースで継続し、予防に努めておられます。
|
|
|
|