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■腎臓がん
佐賀県在住 女性 (63才)
もう15年も前になりますが、1999年12月中旬のこと、外出先で食事をしている最中でした。
お腹に何となく異常がありトイレに駆け込むと突然の血尿がありました。その時は膀胱炎なのだろうと軽く考えていましたが、血尿は激しくなるばかりで、取り敢えず婦人科を受診しました。担当の医師からは「心配ないですから安心して下さい。」と言われ、泌尿器科への紹介状を頂きました。
安心できるどころか、一晩中真っ赤な尿が続きました。翌朝、急いで泌尿科へ向かいエコー検査を受けました。医師からは「紹介状を書きますから、大至急受診して下さい」と大分医科大学へ向かいました。
大分医科大学では、「流行に乗りましたね」と腎臓がんの告知を受けました。
翌年2000年1月12日、手術を受けました。病理学検査の結果、悪性度の高い腫瘍であることを告げられました。
医師からは当然のように「抗がん剤をやりましょう。」と言われましたが、拒否をしました。すると「それならばインターフェロンだけでもやった方が良い」と勧められましたが、それもはっきり断りました。
「手術だけで全治という事で良いですか?」との医師の言葉に同意し、
1月の下旬に退院しました。
退院後、傷の痛みが収まるのを待ち、毎日の日課となるビワ温灸の施術を開始しました。
再発の不安を抱えながら、3ヶ月後の検査まで毎日欠かさずビワ温灸を行いました。
検査ではとくに心配はないとのことでしたが、手術前とは違い疲れやすい状態がその後も続きました。
手術から8ヶ月後の9月、夫婦で沖縄旅行に出かけました。沖縄から帰ると直後の10月に1週間の東南アジア旅行にも出かけました。
立て続けの旅行に「ガンの手術は受けたものの、自分の命は長くないのかも知れない。そのための旅行なのだ。」と思ったりしました。
定期検査も半年から1年にのび、少しは体力にも自信が持てるようになりましたが、病気をする前とは違ってやっぱり疲れやすくなりました。
あれから15年も経ちますが、ビワ温灸のおかげでガンの再発や大きな病気にも罹らず、何とか元気に過ごしています。
今でもビワ温灸は、疲れた時や体調の悪い時には必ず行うようにしています。
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