ビワ療法の基本のツボ 
 
 
 
 


 
    
肩こりのツボ

首筋から肩先や肩甲骨の周辺が重苦しく感じたり、硬くこわばってきたり、ときには鈍い痛みやだるさを感じたりします。これらの首・肩の凝りや痛みは筋肉の緊張や疲労から起こることが多いようです。

高齢者には肩こりのほか手のシビレや後頭部痛を伴う変形性頚椎症が多く見られます。

腕や肩を使った長時間の作業や根をつめた仕事、不自然な姿勢、パソコンなど目を使う作業などから起きる眼精疲労、内臓関係の不調、精神的ストレスなど、肩こりの原因はさまざまです。

−治療のポイント−

まず最初に背中から温めます。胸椎の両側にあるツボの隔兪(かくゆ)・肝兪(かんゆ)・脾兪(ひゆ)を充分に温めます。

次に肩甲骨周辺のツボ、天宗(てんそう)・膏肓(こうこう)・曲垣(きょくえん)・肩外兪(けんがいゆ)・肩井(けんせい)を温めます。

さらに首筋から頭の付根にかけて良く温めます。特に天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)を入念に温めます。

首横が痛む時は耳のすぐ下にある翳風(えいふう)から肩先にかけて温めると効果的です。

最後に腹部の中かん・天枢(てんすう)などのツボを温めます。
 
 
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