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睡眠薬 リスクも理解して
強い依存性 転倒や頭痛も
日本人の「国民病」と呼ばれる不眠症。成人の5人に1人が不眠の症状を抱えているという調査もあり、医療機関はさまざまな睡眠薬を処方を処方している。ところが、睡眠薬によっては依存性が強く、高齢者の転倒や意識がぼんやりするなどの症状を引き起こすリスクをはらんでいる。近年では、薬に頼らない不眠症治療が注目されている。
2019.1.28 西日本新聞 → 全文を読む
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「生活不活発病」心身とも不調
「動かない」が「動けない」に 家事、趣味、社会参加を
災害に遭った高齢者が避難生活を送るうちに外出を控えるようになり、心身の機能が低下する「生活不活発病」が、九州豪雨の被災地でも懸念されている。過去には東日本大震災や熊本地震でもみられ、介護需要の増加につながった報告もあるという。動かないから、さらに動けなくなる―。こうした悪循環をどう断つかは、被災地だけの課題ではなさそうだ。
2018.4.20 西日本新聞 → 全文を読む
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広がる「がん教育」
健康や命の大切さ知って 経験者が思いを伝える
日本人の死因1位で、国民の2人に1人がかかるとされる「がん」。この病気について知り、健康や命の大切さを学ぶ授業が、本年度から福岡市の全小中学校で取り組まれるなど全国に広がっている「がん「教育」とは子供たちに何を教え、どんな効果をもたらすのだろうか。
2018.1.8 西日本新聞 → 全文を読む
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老化を遅らせる食事は
きちんと3食、多様な栄養 ゲーム感覚で楽しみながら
老化とは、体から骨と筋肉が失われていく現象だ。誰も老化から逃れることはできないが、進行を遅らせることは可能で、その最も基本的な方法がタンパク質をしっかりと取り、栄養の多様性を維持する食事。毎日の食事をゲーム感覚で楽しみながら老化を遅らせる方法を、専門家に教えてもらった。
2017.10.7 西日本新聞 → 全文を読む
※記事にある食品群チェックシート
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薬の飲み過ぎ ご用心
ふらつき、転倒・・・副作用相次ぐ
持病が増えるにつれて薬の量も増えていく高齢者。複数の睡眠薬を飲んでいた人が転倒して骨折するなど、薬の飲み過ぎによる副作用とみられる症例が相次いでいる。病気との飲み合わせが悪い薬が処方されたり、年齢とともに代謝が悪くなり規定量でも効き過ぎたりすることも。今後、投薬治療が中心の在宅患者が増えると予想され、薬剤師を中心に多剤併用を防ぐ取り組みが始まっている。
2017.9.25 西日本新聞 → 全文を読む
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代替医療死亡リスク2.5倍
ハーブやビタミン投与 米大学研究結果発表
がん治療でハーブやビタミン投与などの代替医療を選んだ米国の患者が5年以内に死亡するリスクは、外科手術や抗がん剤などの標準的な治療を選んだ患者の2.5倍になるとの研究結果を米エール大のチームが19日までに発表した。
2017.9.20 西日本新聞 → 全文を読む
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おなかの健康 上手に維持
腸内環境が今、重要な理由
丈夫な体を保つためにはおなかの健康を上手に維持しなければならない。最近は、腸内細菌の遺伝子解析が急速に進み、腸内細菌叢の良いバランスが全身の健康にとって、ますます重要なことが明らかになりつつあるからだ。乳酸菌飲料やヨーグルトなどプロバイオティクスの摂取により、腸内環境が整い、高齢期のQOL(生活の質)の向上につながるとされるほか、精神疾患のうちでも、うつ病症状を改善するという研究成果も出始めており注目を集めている。
2016.11.23 西日本新聞 → 全文を読む
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薬剤耐性菌広がる影響
安易な抗菌薬服用原因?
抗生物質(抗菌薬)が効かない細菌、薬剤耐性菌が医療現場で広がり、大きな問題になっている。長崎市の長崎大病院では昨年、入院中の新生児15人から耐性菌が検出され、福岡県久留米市の久留米大病院も22日、院内感染で1人が死亡したことを明らかにした。対策として、新しい抗菌薬の開発は低調なため抗菌薬を「本当に必要な時に正しく使う」適正使用で、耐性菌の出現や拡大を抑えることが大切だ。医療者と市民双方への啓発活動を展開している世界保健機構(WHO)や欧米保健当局に倣い、日本も啓発に本腰を入れることを決めた。
2016.11.26 西日本新聞 → 全文を読む
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糖尿病と健康長寿
〜がん予防と和食のススメ
治療の進め方に がん予防の視点を
11月は、世界糖尿病デー(14日)や、今年のテーマを「健康長寿」と定めた全国糖尿病週間(14〜20日)を中心に、予防、治療、療養などの啓発イベントが各地で展開されている。糖尿病患者は予備軍を含め全国で約2千万人。三大合併症が健康長寿を脅かす中、専門家は、糖尿病患者の死因第一位である「がん」の予防を取り入れた治療の重要性を説き、糖尿病予防のために和食を勧める。
2016.11.27 西日本新聞 → 全文を読む
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iPSで強力キラーT細胞
特定がん細胞の殺傷力向上 京大が作製
特定のがん細胞を死滅させる強力な力を持つ免疫細胞を、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作ることに成功したと京都大の河本宏教授(免疫学)らのチームが21日付の米医学誌電子版に発表した。
免疫細胞は「キラーT細胞」で、体外で増やしてがん患者に投与する治療法が想定されている。チームはこれまでもiPS細胞からキラーT細胞を作っていたが、今回、狙ったがん細胞だけを殺傷する力を高めており、白血病などの免疫療法への応用に一歩前進としている。
2016.11.22 西日本新聞 → 全文を読む
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高額新薬と「健康目的税」ー聴診記
公的医療保険制度で全国の医療機関に支払われる医療費の総額は年々増えている。最新データである2013年度は年間40兆610億円。初の40兆円突破となった。その主な財源は国民と事業主が払う保険料、国と地方による公費(基本的に税金)、そして患者負担。うち13年度の保険料は19兆5218億円、公費は15兆5319億円。両方の合計は35兆537億円。日本の人口は約1億2589万人(1月1日時点の総務省人口動態調査)なので、単純計算すれば保険料と公費についての1人当たりの負担は約28万円。つまり、ざっと言えば医療機関をまったく利用しない健康な人でも制度の維持費として年間約28万円を支払っていることになる。
2016.7.23 西日本新聞 → 全文を読む
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かかりつけ薬剤師 浸透には
ー聴診記
−厚労省は、4月からの診療報酬改定で「かかりつけ薬剤師」普及のための報酬を新設。1回の服薬指導料は700円(うち患者負担は3割だと210円)。かかりつけ薬剤師でない薬剤師が、お薬手帳を持参する患者に通常行う「薬剤服用歴管理指導」料380円(同114円)より高くした。
2016.4.24 西日本新聞 → 全文を読む
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運動と生活活動のススメ
毎日の暮らしで身体を動かそう
新年度がスタートした。新たな目標に挑む人も多いだろうが、何をするにもまずは健康。そこで長続きできる健康法を考えた。階段の上り下りや掃除など日常生活で体を動かすことを心掛けていれば、わざわざ運動しなくても効果があるという。シニアを元気に過ごすための生活活動の要点や、時間と場所を選ばない「10分間運動」を紹介する。
2016.4.24 西日本新聞 → 全文を読む |
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がん10年生存率58%
乳、肝臓 5年後以降も低下 全国16施設
国立がんセンター(東京)は19日、全国の16施設で1999〜2002年にがの診療を始めた約3万5千症例の分析で、10年後に患者が生存している割合を示す10年生存率は全体で58.2%だったと発表した。5年生存率のデータはこれまでにもあるが、10年生存率を大規模なデータで算出したのは初めてという。
2016.1.20 西日本新聞 → 全文を読む
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がんワクチン実用化へ
久留米大と2企業創薬18年にも承認申請
重症患者も延命効果
久留米大(福岡県久留米市)と創薬ベンチャーのグリーンペプタイド(同市)、富士フイルム(東京)は、共同開発した免疫治療薬「がんペプチドワクチン」について、2018年にも医薬品医療機器総合機構(PMDA)に薬事承認申請する方針を明らかにした。臨床試験・(治験)では投与した患者の生存期間が大幅に延び、副作用もほぼなかった。医薬品と認められることで患者の負担軽減も期待されており、早ければ19年の発売を見込んでいる。
2016.1.6 西日本新聞 → 全文を読む
関連情報 → ペプチドワクチン(久留米大)
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運動と和食で心身健やかに
九州大学医学部教授 樗木晶子さんに聞く
ー 中略 ー
体を動かす事です。歩けばいい。昔は動かないと食べ物を取れませんでした。人間は動物だから、動かないと健康でなくなります。しっかりと活動して野菜、キノコなど、薄味の和食をきちんと食べ、体を休めることです。しかし、今は家で作らずコンビニなどを利用することが多い。とても便利ですけど、塩分をはじめ問題もあります。国民の健康を守るよう、コンビニ、外食産業などには頑張ってほしいですね。
2015.4.12 西日本新聞
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栄養表現のカラクリー素朴な疑問
ー 中略 ー
冒頭の野菜ジュースにしても、搾るときに繊維質は除かれ、輸送コストのため加熱濃縮される工程でビタミン、ミネラルなども減少。あとから減った成分を添加して栄養素の帳尻を合わせたとしても、素材からとった350cの野菜とは根本的に違います。それ1本で野菜をとらずに済む、野菜不足を解消してくれると考える人をつくるのは、ちとまずいように思います。
2015.1.21 西日本新聞
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治療を医師任せにせず−聴診記
ー 中略 ー
今年、私はこの「聴診記」で、医師が処方する薬を飲み続けたものの、副作用によって、体の状態がかえって悪くなったとみられる人たちを何度か紹介した。
私たちが使う医療費が年々増加して年間40兆円に迫り、このまま膨れ続けると、財政が破綻して公的医療保険制度が崩壊する恐れがあることも取り上げた。
患者としての私たちは、自身の健康をはじめ、公的医療保険制度を守るためにも、不必要な医療や不適切な医療を見過ごすわけにはいかないのだ。
2014.12.26 西日本新聞
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医師が落語「患者に笑いを」
17日夜7時前、九州がんセンター(福岡市南区)の2階会議室で開かれた「寄席」。にわか仕立ての高座に、出ばやしとともに登場したのは福岡素人落語会会長の杉本理恵さん(51)だった。
ー 中略 ー
まるでプロの落語家のような杉本さんの本職は、この病院の消化器肝胆膵内科医長。
2014.11.28 西日本新聞
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薬の添付文書を読もうー聴診記
医薬品の添付文書をご存じだろうか。薬事法に基づく公的文書で、医薬品の効果や用法、使用上の注意などが記されている。製薬会社が処方する医師や薬剤師などに向けて作成している。
2014.10.10 西日本新聞
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風邪薬を処方する理由ー聴診記
「風邪の原因はウイルスだが、それをやっつけるのは患者自身の免疫力。ウイルスが外から体内に攻め込んできたら、抗体がやっつけてくれる仕組みだ」「せき、たん、鼻水は体内のウイルスを外に出そうという正常な反応。なのにせき止め、鼻水止めなどを使ったら、ウイルスを体内に閉じ込めておくことになり風邪は治らない。また、発熱で体温が上がれば免疫力もアップするのだから、解熱剤で熱を下げてはいけない」・・・。
先日、救急医療が専門のA医師からこんな話を聞いた。
2014.2.7 西日本新聞
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抗精神病薬処方減へ指針
統合失調症の患者に、医師が複数の抗精神病薬(向精神薬の一種)を大量に処方する「多剤大量処方」が多い現状を改めようと、国立精神・神経医療研究センターが、患者が飲んでいる薬を安全に減らすためのガイドライン(指針)を作成した。詳細は2014年中に発表するが、まずは概要版として、現在の薬の種類と量をパソコンで入力すると減らし方の目安が分かる「減薬支援データシート」をインターネットで公開。医師に活用を働き掛けていくという。
2013.12.27 西日本新聞
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向精神薬「他害」の怖さ
向精神薬の副作用はいろいろとあるが、とりわけ恐ろしいのは「他害」ではないか。15日に神戸市であった「精神医療被害連絡会勉強会」で、その他害の体験者から話を聞く機会があった。話をしてくれたのは40代の男性だった。精神科を受診し始めたのは約20年前。自分の能力以上に仕事を頑張りすぎて調子を崩し、寝込むようになったのがきっかけだったという。
2013.12.27 西日本新聞
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ロコモティブシンドローム防ごう
超高齢社会を迎え、「自立した老後」への関心が高まっています。そんな中「ロコモティブシンドローム」(略称・ロコモ)がクローズアップされています。ロコモとは何か、なぜ重要なのか、日本整形外科学会理事長で九州大大学院医学研究院整形外科学分野教授の岩本幸英氏に聞きました。
2012.12.22 西日本新聞
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外敵と戦う「免疫」の秘密
私たちの体は絶えず侵入してくる外敵の脅威にさらされている。異物や細菌、ウィルスなど数え上げればきりがない。これらの脅威に立ち向かっているのが免疫のシステム。免疫はナチュラルキラー(NK)細胞をはじめとして二重三重に張り巡らせたシステムを駆使して外敵に対処する。また、体内では毎日、数千個のがん細胞ができている。これらのがん細胞を駆逐するのもNK細胞の仕事だ。次第に明らかになってきた免疫の秘密を探った。
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「ヒヤリハット」医師の9割経験
医師の9割が、医療事故につながる恐れのあるミス、いわゆる「ヒヤリハット」を過去1年以内に経験し、月に1度以上の頻度で経験していた医師も3割に上ることが、医師向け情報サイトを運営するケアネット(東京千代田区)のインターネット調査で分かった。
2012.2.20 西日本新聞
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生き方変え、免疫力上がった
末期がんから復活できた理由は
日本人に2人に1人ががんになるという時代。がんを告知されたら、手術、抗がん剤、放射線という三大療法を受ける人が大半だが、その一方で生活習慣、食、心の在り方を変え、自己免疫力を高めることで自然治癒に成功した人たちもいる。
2012.1.27 西日本新聞
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自然治癒力生かし健康に!
鍼灸ガイド<上>
体内のエネルギー循環高める
年を取ったな・・・と感じることが多くなった。寝違えたあとの肩の痛みが幾日も癒えない。二日酔いの回復は遅い。持病の痛風は忘れたころに腫れ上がる。四十路坂を越え、不摂生がたたったのだろう。とはいえ、我慢できない痛みなど明らかな症状がない限り病院へ行くことはない。自然治癒力を高め健康を取り戻すという鍼灸治療を、この機会に初めて体験してみた。
2005.9.18 西日本新聞
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効き目いろいろ「個の医学」
鍼灸ガイド<下>
ぎっくり腰、頭痛、更年期障害−幅広い領域
脱亜入欧を旨とした明治政府の政策で日本の近代医療は西洋医学を軸に発展してきたが、ここへきて鍼灸など東洋医学の魅力も注目されている。病気になっていなくても身体のバランスの崩れた状態を未病ととらえ、一本の鍼と一つまみのモグサで自然治癒力を引き出す神秘が、慢性病などに悩む現代人の心をとらえているのだろうか。
2005.9.19 西日本新聞
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